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クラッシュ

クラッシュ
2006年3月5日

クラッシュ今日は「クラッシュ」を見て来ました。
サンドラ・ブロック、「ホテルルワンダ」のドン・チードル、マット・ディロン、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード、サンディ・ニュートン…などすごいキャスティング。この映画は誰もが主人公であり、誰もが善悪裏表一体の多面的なキャラクターである。
この映画は内容と予告の音楽&映像にひかれ、サンドラ・ブロック、ドン・チードルという名前にひかれ、これは見なきゃと思いました。
サンドラ・ブロックの出番は少ないが、出演を依頼され、脚本を読み出番が少なくてもこの映画に出演したいと思ったらしい…。本当に少なかったけど短い時間の中で素晴らしい演技を見せてくれました。
ドン・チードルの演技はもう文句などありません!!
そういえば、「ホテルルワンダ」上映館が増えましたね。今回「クラッシュ」を観た新宿武蔵野館でも上映するらしい…。たくさんの人が見て欲しいです。

内容は、ある深夜のハイウェイで黒人刑事グラハム(ドン・チードル)、同僚であり恋人であるスペイン系のリア(ジェニファー・エスポジト)が、韓国系のキム・リーの乗用車と接触、交通事故処理の喧嘩の中で、グラハムは現場脇から偶然に見つかった若者の死体の興味を惹かれる。

その前日、ベルシア人雑貨屋のファハドと娘のドリは店が度々強盗に遭うため、護身用の拳銃を買いに銃砲店を訪れるが、店員にイラク人と間違われ口論になる。とりあえず父親のファハドを店から出し、娘のドリがなんとか護身用の拳銃を買う。帰宅後、鍵屋のダニエルに入口の鍵を直してもらいうが、ダニエルはドア自体を直さなければ駄目だと言う。しかし、気が立っているファハドが耳を貸さないためお金が入らないと言い、そのまま帰ってしまう。

夜のウェストウッド。若いアフリカ系黒人のアンソニーとピーターは肌の色の違いで差別されることにいらついていた。その二人を見た瞬間怯えたように夫の腕を掴む白人女性ジーン(サンドラ・ブロック)に腹立てた二人は、彼女と夫の地方検事リック(ブレンダン・フレイザー)が車に乗り込む所へ銃を突きつけ、車を奪い逃走してしまう。しかし、慌てていた二人は、車を走らせている最中、暗い路地で韓国人男性を轢いてしまう。そのまま逃げようとするアントニーをピーターがこのままだと殺人者になってしまうと説得し、車の下敷きになってしまった韓国人を引っ張り出し、病院の前に降ろして逃げる。

白人警官のライアン(マット・ディロン)はベテランの警官だが、実は人種差別主義者である。夜、パトロール中、車強盗の連絡を受ける。逃走中の車と同じ車たが乗ってる人は容疑者ではない事を知ってたはずなのに、ライアンは黒人の裕福な夫婦、TVディレクターのキャメロン(テレンス・ハワード)と妻のクリスティン(サンディ・ニュートン)に怒りの矛先を向けてしまう。車から降ろされた二人は容疑者扱いされた上に、クリスティンは体を必要以上に触られ酷い屈辱を受ける。全てを見守っていた同僚のハンセン巡査(ライアン・フィリップ)は不快を覚えて意見するが、ライアンはハンセンの意見なんて全く聞かない。

車を奪われたジーンとリックは車の中に自宅の鍵があったため、強盗に入られる事を恐れ、ダニエルに家の鍵を全て代える修理を頼んでいた。銃を突きつけられたことにショックを受け情緒不安定なジーンは、ヒスパニック系のダニエルに冷たい視線を向ける。ジーンに酷い事を言われ、無力感を抱えてダニエルが帰宅すると、幼い娘のララがベッドの下に隠れていた。引越して来る前に住んでいた地域は安全な所ではなかったため、銃声がしたらベッドの下に隠れろと言われていたのだった。ダニエルはララを安心させるため、自分が子供の頃、妖精から弾丸を絶対通さない"透明マント"をもらったこと、そして、妖精と娘が5歳になるときマントをあげる約束をしたので、その時が来たと言い、"透明マント"を着せて娘を寝かしつけた…。

パトロール中のライアンは、大通りで渋滞に巻き込まれる。渋滞の先を見ると噴煙が上がり、事故があったことが分かったライアンは、パトカーから降りて転倒しているBMWの側に駆け寄り車内を確認すると、運転していたのはクリスティンだった。シートベルトが絡まり身動き取れないクリスティンを何とか助けようと必死のライアン。そのライアンの顔を思い出し、ひどく嫌がり抵抗するクリスティン。ライアンは何もしないから、あなたを助け出したいと安心させ、シートベルトを切り、救出しようとした時、漏れたガソリンが引火し、車は爆発寸前。周りの人はライアンに危険だと車から引っぱり出すがクリスティンを残して逃げる訳にはいかない。爆発寸前の車からクリスティンを引っ張り出し救う。そして、車は爆発した…。

朝、ファハドが店に行くと、店は強盗に入られ店内の壁には酷い言葉の落書きが…。保険会社を呼び状況を説明したものの、鍵屋からの"ドアを直すべき"という忠告を聞き入れなかったため、保険金はもらえないと言われる。激怒に我を忘れたファハドは、拳銃を手に取るとダニエルの家へと向かった。家の前で帰宅を待ち構えていたファハドは、車を降りてきたダニエルに近づき、拳銃を向けた。父の帰りを待っていたララは父の危険を知り、父に抱きつく瞬間、銃声が鳴り響いた…。ファハドは父を迎えに出てきた娘の姿に気付かなかったのだ。しかし、ララは無事。ララはパパは「透明マント」を着てないけど自分は「透明マント」を着ているから大丈夫だったと言う。ファハドの銃は空弾だった。自宅に戻ったファハドは彼女は妖精だとつぶやく…。


アメリカドリーム、色んな国の人々が夢を抱いて訪れる国。そして、移民社会だからこそ異人種間の衝突も激しく、ありうる話なんでしょうね…。しかし、差別はどこの国でもある。
白人、黒人、アジア人…そして、ホワイトカラー、ブルーカラー…。
自分も差別する側、差別される側になる時があったんだろう。
「CRASH 衝突」。人と人がぶつかりあい、そこから生まれる擦れ違う愛、そして砕け散る悲しみ…。
しかし、この世に生きている以上避ける事は出来ない。激しい衝撃が繰り返され、お互いに影響を与えながら新しい日々を迎えて生きていくだろう…。

多数の登場人物、そしてその一人一人のエピソードが最後は見事につながり、まるで一つ一つのパズルを組み合わせて複雑な人間模様を描き出すような映画でした。演技もストーリも素晴らしい映画だと思います。色んなエビソードを最後はまる〜くおさめて、さすがアメリカ映画だなぁと思いました。Happy End……
suny * - * 11:55 * comments(3) * trackbacks(2)

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コメント

厳しい現実を突きつけられるような物語でしたが、ラストに行くにしたがって透明マントの天使からLAのホワイトクリスマスと、ファンタジー映画の様な味付けで寓話性を持たせてあるあたり、硬軟のさじ加減がなんとも絶妙でした。
監督は映画館を出たら議論して欲しいと言っていましたが、社会的なテーマを提示しつつ、決して嫌な気分で映画館から帰さない、何とも粋な映画に仕上がっていましたね。
最後の最後にああ、ロサンゼルスって「天使の街」なんだよなと人々が思い出せる、そんな映画だったと思います。
Comment by ノラネコ @ 2006/03/12 11:00 PM
ノラネコさん、こんばんは
TB&コメント、ありがとうございます。

本当に観て良かったと思いました。演技もストーリも最高な映画でいた。
差別はアメリカだけではなく、どこの国でもある事だと思います。差別は人種差別だけじゃないし、ホワイトカラー、ブルーカラー、どこの社会でもあることですもの…。悲しい事だけそれでも人は生きて行く。明日、また新しい日々が始まる…。そう思わせる映画でした。
友達と映画を見終わった後話した事ですが、アメリカ人も結構大変かもね〜。色んな国の人、色んな文化…自分の国なのに気つかわなきゃいけないだろうなぁ〜。ちょっとした発言に批判されたりするだろうなぁ〜って。私はアメリカには行った事ないので良く分かりませんが、どうなんでしょう…。
Comment by @ 2006/03/14 1:50 AM
こんばんは、TB返し&コメントありがとうございました。
私は長年アメリカで暮らしてきましたが、アメリカの方が大変かどうかは・・・・うーんどうなんでしょう。
少なくとも表面的にはアメリカの方が判りやすいって事は言えるかもしれないですね。
社会的に差別問題がある事はみんな判ってるから、こういう事をすれば差別だっていうコンセンサスはある程度出来てる気がします。
だからこれはやっちゃいけない、これは言ってはいけないっていうのは判りやすいですね。
私はアメリカに慣れてしまってるせいか、日本に帰ってきて差別への無頓着さにビックリして、どうしても違和感を感じてしまいます。
ただ、アメリカのカレッジで色んな国の留学生と知り合いましたが、殆んどの人はアメリカに来て初めて差別の問題を真剣に考えたって言ってました。
日本人だけじゃなくて、フランス人やタイ人、韓国人、中国人、みんな自分の国ではあまり差別っていうものを意識せずに暮らしてきたけど、アメリカみたいに差別が判りやすい国に来ると嫌でも自分の国の事を考えざるを得ないって。
そういう意味ではアメリカって差別克服っていう意味でも世界のショーケースみたいな役割を果たしているのかもしれないですね。
Comment by ノラネコ @ 2006/03/14 2:20 AM
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クラッシュ Crush つづき

クラッシュ つづき。。。 ここからびみょーな ネタばれあり
From ワーホリ パースへGO! @ 2006/03/12 9:36 PM

クラッシュ・・・・・評価額1800円

観ている間、自分が映画の登場人物であるかの様な、不思議な感覚で物語に感情移入していた。 この映画は、アメリカの移民社会に暮らしたことのある人間には、まさしく人生に縮図のよ
From ノラネコの呑んで観るシネマ @ 2006/03/12 10:55 PM
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